2015年11月29日日曜日

コメント返し ガンダムの話 狩られが上達するには?



こんにちは 橋本です

本当はリストカットの話を書こうと思っていたのですけど、初心者台の記事にコメントを貰ったのでそれに答えようかなと思います

匿名 2015年11月21日 14:28
こんにちは、いつも楽しく読ませていただいています。
私はこの記事で言うところの負け確側の人間です。
ガンダムもマキシブーストから始めたどころか、人生初めての対戦ゲームがマキシブーストだったので、3000戦やっても持ち機体での勝率が四割強(飽きっぽく他の機体も使うので総合では三割強)という有様です。勿論銅プレです。
この状況は、ガンガンだの連ザだのから経験を積んだ人たちばかりアーケードにいるから仕方のない事だ、そうした上級者から三回に一回勝てるだけでもいいじゃないかと思っていました。
しかし最近マキシブーストから始めたという人で私より対戦数が少ないのに銀プレ、勝率は六割超えという人と知り合い、衝撃を受けました。
これを才能と言って片付けるのは簡単だと思います。ゲーセンの対戦ゲームは勝てない人が好きというだけで続けられるほど甘いものではないとも思います。

前置きが長くなりましたが、この記事での初心者台の人々、負け確の人々が上手くなる、強くなるということは可能なのでしょうか?
私は勝ちたいという一心で3000戦やってきて、本当に最初の頃は百連敗しました。
大会や野試合の動画もたくさん見ましたし、ガンダムより文化が熟成されている格ゲー界隈の勝利論やキャラ選択論のブログ記事、プロゲーマーの本なんかも読んだりしました。
その結果少しはうまくなったと思いますが、中尉止まりです。
でも私より全然気楽そうにやっていて対戦数も少ないのに銀プレの人がいます。
才能なのでしょうか、真面目になりすぎて肩に力が入っているのでしょうか。
環境が悪いのでしょうか、狩ることのできるより弱いものがいないと勝ち癖はつかないのでしょうか。
才能なのだとしたら弱い人がゲームをやる意味はなく、本来淘汰されてしかるべきなのに惰性で続けてしまっているということなのでしょうか。
橋本さんも書き方から稼働初期より六割を常に超えてきたということだと推察いたしますが、スタートの所でついた差が埋まることはないのでしょうか?

長々とまとまりのない文章を書いてしまってすみません。この思考がまとまっていないところが勝てない理由なのかもしれませんね。
でも勝ちたいです。


俺レイアウトのセンスなっ!
驚きました、メチャクチャ見づらいんですけど。チカチカする。

あぁそうじゃなくて、これは多分マジレスしなきゃいけないやつだからマジレスします(いや自己満足のブログだから答えたくなかったら答えなきゃいいんですけど)

・私は勝ちたいという一心で3000戦やってきて、本当に最初の頃は百連敗しました。
→絶対盛ってるやろ

・マキシブーストから始めたという人で私より対戦数が少ないのに銀プレ、勝率は六割超えという人と知り合い
→そういう人もいるでしょうねぇ

・ゲーセンの対戦ゲームは勝てない人が好きというだけで続けられるほど甘いものではないとも思います。
→いや、たかがゲームですよ?やりたきゃ負けててもやりゃいいんじゃない?

・才能なのでしょうか、真面目になりすぎて肩に力が入っているのでしょうか。
環境が悪いのでしょうか、狩ることのできるより弱いものがいないと勝ち癖はつかないのでしょうか。

→知らね。

・この記事での初心者台の人々、負け確の人々が上手くなる、強くなるということは可能なのでしょうか?
知らね。

・橋本さんも書き方から稼働初期より六割を常に超えてきたということだと推察いたしますが、スタートの所でついた差が埋まることはないのでしょうか?
→知らね。



・でも勝ちたいです。
→そうですか…


以上です。それではまた。


嘘です。冗談です。
こういう事ばっか言ってるから貸切に呼ばれねーんだよ! 

いやでも、知らねって言ってるのは割と本心なんですよね、まあ言うまでもないことですけど

ウメハラ氏の書いた「勝負論 ウメハラの流儀」という本があります、そこにはウメハラ氏が勝負に臨む際の心境や勝負事の考え方が書かれています、勝負というものに向き合うにあたって非常に参考になる本だと思いますが、これを読んで俺がスト4全国プレイヤーになれるかと言えば、きっとなれないでしょう
同じようにイチローにもブルース・リーにもなれない

それは何故かというと、器質的な問題、練習量の問題も勿論ありますが、思考は言語化した瞬間に劣化するということも要素のひとつだと思います
思考を100%相手に伝えることはできるでしょうか、自分が思っていることをそっくりそのまま相手に植え付けることはできるでしょうか

絶対にできないでしょう、「言葉にできない」なんて言葉があるくらいです、思考を100%言語にするのは恐らく不可能です
だからこそ劣化を少しでも防ぐために言葉を重ねているのですけれど、だからコミュニケーションを取るときはそこを補完するように考えて見たり聞いたりしないといけません

そしてもうひとつは受け手と語り手のギャップです

誰かに教えを乞うときは腰が低くなります、ならない人はヤバいかも知れませんけど、腰を低くすると妄信的になりがちです
こう、俺が何かを書いてその通りにしたら、たちまち勝ちまくりで全てが変わると思っているかもしれませんけど、そんなこと絶対にないです、いま出会い系の攻略法について原稿を書いているのですけど、送るだけで女性が落ちる文面なんて絶対にないです
 
冷静に考えると当たり前のことなんですけど、でも何かを信じているときってそうなりがちです
ツーチャンネルのまとめブログもそんな感じですね、全員ポケモンgif騒動みたいなので炎上して消えればいいのに…

最後はこれも当たり前ですけど、俺が書いたことが正解とは限らないということ
名選手名監督にあらず、って言葉があります、名選手でもないけど、そういうことです

だから俺には正解なんか分かんないし、俺なりにこうしたらいいんじゃないかな~っていうのはあるけど、それが正解かは俺にはわかりません

だから、そういうつもりで読んでください


あ、その前に 俺これでも結構怒っているんでそれだけ先に書いておきます


なんでもかんでもコメントする前に少しは考えろよ。

格ゲー論とか読んでるって書いてあるけど、それ多分、何にも自分に活かされてないですよ。このブログからも何も吸収できてないでしょう。

自分は昔、ゴシップ雑誌で記事を書いていました
そういう雑誌はあなたみたいな人によって支えられています

たとえば「猫を飼っている女は寂しがり屋が多いからヤれる」 みたいなことを書いたら、猫を飼っている女を探して手当たり次第に声をかけるような人。

ドラクエで言ったら「さいごのかぎ」を永久に探している人。
んなもんねーんだよ。

ここで俺が「ウメハラ氏の本を読んでください、あの本には勝つために必要なことが全て書いてあります。完全に咀嚼して、飲み込んでください。」って書いたらこのコメントの人は熱心なウメハラ信者になるでしょう

記事に「ルーティーンに囚われているんじゃないのか?肉体のパフォーマンスを引き出せてないんじゃないか?」って書きましたけど、多分そのことも咀嚼してないでしょう。
何か試しましたか?
リプレイとか見て何かルーティーンに囚われているか観察しましたか? 
肉体が緊張しているということはどういうことか、考えましたか?
ガンダムやってるときに自分の身体がどうなっているか、観察しましたか?

してないでしょ?してないのによくコメントできんなオイ。

簡単に人になびくってことは、洗脳されやすく自分で考える能力の低い人です。
戦争だったら絶対幹部にはなれないタイプですね。



こういう人を見ていて思うんですけど、こういう風にアドバイスを求める人は本質的にその人のことを踏みにじっていると思います
だけど一見マジメに考えて言葉を発している風なのでだいたいこういう人が咎められることはありません
けれどもそういう書いてある事、他人が何を伝えたいのか、意思を読み取ろうとする作業をスッ飛ばして「俺は俺は俺は俺は俺は」って言うのって、本当に他人に対する侮辱だと思うんですよ
クソみたいな質問で他人を侮辱することはよくて、気に入らないことをしている人間に唾を吐くことは許されないのでしょうか どちらもやっている事は同じだと思うのですけど



この人、多分これを読んで結果が出なかったらまた、どこかの崇められる人を探しに行くでしょう
俺に救いを求められても、正解は人それぞれなんで何が正しいとかは多分ありません
ただ出来るのは、与えられたものを飲み込んで自分なりに考えて行動して、結果を受け取ることだけです
それは誰に救いを求めても同じことです 100%勝てるようになれると断言する人は別の目的がある人です
あ、バグルオーみたいなバグを使用すればいけるかもしれません


いや別にね、弱くても身内とワイワイやりたい!みたいなのは全然否定する気ないんですよ?
ていうかゲームってそれくらいの距離感が一番いい気すらします
それならそれらしくしててくださいよ。
勝とうとするポーズを取ることが趣味、みたいなんは迷惑だからやめてくださいよ。やめなくていいけどコメントしないでくださいよ。
いや、マジで勝とうとしてコメントの通りの人なら相当悲惨だし「勝とうとしてますごっこが趣味の人」の方が救いがあるかな…

色々書きましたけど、でもこのブログは俺が最大限優しくあろうとするブログなので、本当にやさしいと思える回答をしようと思います
ツイッターだったら絶対リツイートして「バーカ」って空リプして終わりです
この文章のこれより上とこれより下、どっちが君の為を思って書いた文章でしょうね?考えてみてください


ガンダムが弱い人が改善するためにしなければいけないことは、大まかに分けて3つだと思います

・強キャラに絞る

これはもう当然の話です、ドルブとかリガズィとか一部の飛び道具的な例外を除いて、ゲームの強さは
プレイヤーの持っている能力×使用キャラの強さ
という単純な力学で決まります

勝ちたいとか言っている人が「いろんな機体使ってます」とか正直、意味が分かりませんが…
本当は勝ちたくないんじゃないのかなって思ってしまいます、多分最初に言ったことに掛かっているんじゃないでしょうか

なんで使う機体は多くても2機体に絞ってください

3000コスト
レギルス、ナイチンゲール

2500コスト
トールギス2

これ以外は使う必要ありません
3000からどっちか1つ、低コはギスを使ってください、レギルスとナイチンゲール両方使う必要はありません


他のキャラ使う時間は無駄なのでCPUでも触らないでください
そんなん寒い?
じゃあ、まぁ忍者とか使って足掻きで無駄なことやってたまたま上手くいった動画でもvineに上げてダイソーレベルのやっすい承認欲求満たしてたらいいんじゃないですか?そっちの方が手軽で楽だし。


・身体に気を遣う

リラックスしている時と、緊張している時では肉体のパフォーマンスが違います
もちろんリラックスしている時の方がパフォーマンスは向上します
そして肉体には「脳」も含まれます
緊張していると呼吸が浅くなるので、脳に十分な酸素が行きません 筋肉も収縮します
なので脳は十分に活動できません 身体もベストな動きをすることができません

精神医学的な考え方なのですが、肉体をリラックスしている時の状態に持っていくと、精神の方も肉体に引っ張られてリラックスしていくようです

なので、気の許せる友人か彼女に頼んで、自分が友人とリラックスして話している時の身体の状態を撮影してもらって、ビデオで見返してみてください
その後ゲーセンでシャッフルをしている時の自分を誰かに撮影してもらってください

友達いなかったら知りません。レンタル彼女でも頼んでください。多分彼氏と話す時のネタにされると思いますけど

恥ずかしいと思いますが、きっとその二つの映像で、表情も肉体の動きも異なっていることが分かると思います

多分肩と首に力が入っていて、呼吸が浅くていつしているか映像では見えないんじゃないかと思います
逆にリラックスしている時は肉体は弛緩していて、呼吸は深く、ゆっくりとしています

それが分かったら友人と会話している時とガンダムをしている時、どこが違うのかを観察して、ガンダムをしている時に呼吸を深めに取って、力が入っている部位に力を入れないようにやってみてください
一戦ごとにそれをしてください
疲れたらそれ以上やらないで休憩するか、帰宅してください

続けていくうちに、勝敗とは関係なく自分のコンディションがいいか悪いかが分かるようになってくると思います
身体が疲れているときはプレイをしないで、タイ古式マッサージとかに行ってください
今までゲームに使っていた時間の1/3くらいは自分の身体と語る時間に割いてもいいかなと思います

別にマッサージ行ったり休んだりしろって言ってるわけじゃなくて、ゲーセンに行く前に喫茶店でも行って、携帯をポケットにしまって、なんとなく身体のどこに力が入っているかとか、今日はなんか息が荒いから気をつけようとか、少し自分の身体と喋る時間を設けるだけでも変わってくるんじゃないかなと思います


・考える

考えてプレーしているのであれば、思考した結果必ず自分に還元できることがあるはずです
還元できればプレーの質は上がります プレイヤースキルの向上はひたすらその繰り返しです
格ゲー論とかコテの意見みたいなのは思考の方向性やパターンを示すというものでしかなく、考えてない奴がそれを読んでもアラビア語の文章と同じです 見たって使い方がわかんないんですから
考えてないから弱いんですよね 結局そこに行き着くわけですが
だから低コ爆弾とかは寒いって言われがちですけど。短期決戦での腕の差を縮めようとして考えた結果なわけで、俺はいいと思いますよ


本当は一点読みで「アニメ見るときもキャラ萌えでしかモノ考えられないような思考のやつは脳が死んでるから9割方雑魚、だからラブライブのストラップついてる奴は雑魚」みたいに書こうと思いましたが外したらかっこ悪いんでやめました


「俺は俺は俺は俺は俺は俺は」

自分大好きセルフホモ野郎 

いつか対面で会える事を楽しみにしております、100円1枚だけ用意してお待ちしております


それではまた

2015年11月21日土曜日

ガンダムの話 あったまること、自分の中の獣と付き合うということ


こんばんは

あったまる って言葉、だんだんゲーセン文化の外にも広まってきた感じがしますけど、どうなんすかね?
元々は鉄拳の言葉らしいですが
一応解説しておくと、ストーブとかコタツのあったまるじゃなくて「頭にくる」とか「ムカついて熱くなる」みたいな意味です

ガンダムやる気なくて北斗と麻雀しかやってなかったんですけど、先日ひさしぶりにガンダムをしました
体面がいるだけでありがたいという時間に行って、まぁ有難いことに人はいたんですけど、多分身内だけでやってるタイプの集団だったんで、多分対戦は続かないんじゃないかなって感じがしてました

連れの子に「これ多分入っても一回で枯れるやつだと思うよ。」って言いましたがそれでもいいって言うのでやりました

乱入するときにそのグループに「入っていいですか?」って聞いたんですが、「いいよ」ってタメ口で言われたんで若干ひっかかりましたが、まぁそこまでは何とも思いませんでした

んでまぁ勝って、予想通り一回で枯れたんですけど、負けた瞬間に相手が「あーつまんね。」って捨て台詞を吐いて帰ったんですね
その場では年下の連れがいたので、「あぁ言われてももう何とも思わんなぁ、俺も年を取ったんよ。」って言いましたが、実際はそんなこともなく、腹の底ではドス黒いものが渦巻いていました

それを言われた瞬間に頭がフル回転して、どう語れば、どういう口調にすれば、どういう姿勢にすれば、どこを見れば相手が傷つくか、ということをずっと考えていました

視線を相手の目から逸らさず、パーソナルスペースに立って声はいつもより低くし、あごを引いてゆっくりとニヤつきながら
「わかる!そんな工夫のない見え見えのプレイしかできないんじゃつまんないよな!
負けるとつまんないからねぇ、つまんねー奴に負けたまま帰って二倍つまんないね、じゃあね!」

その言葉を吐き出しそうになった自分が見えて、自分に言い聞かすように「俺も年を取ったんよ」と連れの子に語りかけていました


キカイダーみたいに俺の中で二つの人格が

こんなガキ共に付き合ってどうなる、お前がそれを吐いたところでバカ同士煽りの無限ループだぞ、言葉はそんな事のためにあるんじゃないぞ、お前はそれを分かっているんだから隣の奴と語り合うために言葉を使え

という言葉と

人がどう受け取るかも考えられず無責任に言葉を吐く奴なんて傷付けてもかまわない、バカどもにそれを分からせてやれ、お前はやられたらやり返してきただろう

という言葉をぶつけあっているようでした
俺にもそういう時期があったというのに、他人を怖がっていた時期があったというのに、意味もなく他人を煽っていた時期があったというのに

理性の面では前者を取ればいいということは勿論わかっていても、「つまんね」という言葉を反芻する度に、俺の中の獣が叫びだしそうになっていて、時間が経つのをただただ耐えていました

結局、我慢できたんですけどね

けど今このブログを書いている瞬間にも「言っても良かったんじゃないのか?」と思っています


こういう事を考えるようになったのは少し前に、自分より遥かに年上であろう人にバカみたいな煽り方をされて
大人でもこういう奴はいるんだ、こいつらと議論することは一生できないだろう、仮に俺が煽り返したらこいつは俺の言葉の意味を拾うことなく再び煽ってくるだろう、ガキ同士で無限ループをしても意味がない、俺は気付いたのだからここから抜け出さなければ…
と思ったからです

確かに理屈の上ではわかっている、だが感情が顔を出してしまう、うぉオん俺はまるで狼男だ、満月にシャウトしろ
とどこかで俺の中の獣が叫んでいます

ただ俺はその獣を理性で抑えようとしている、抑えたい、いや抑えなければいけないと感じている

んー、俺が言いたいのはそうじゃなくて、何て言うか…

それは良くない事だからしない、と遮断することは簡単なんだけど、それは自分と対話する事ではないと思っていて、自分の中にそういう獣が住み着いていることを自覚していながら、その獣を追い出すことなく最善の選択肢を選べるようになりたい、そうならないといけないと思っている

獣の言い分も正しい部分はあるわけで、た 単にだ感覚を遮断して“オトナ”な事を言っていると、どこかで自分を見失う場面が来るような気がしているので、獣を銃殺することができないのです


歳を取ると分からなかったことが分かるようになってきます
親や先生のいう事は7割くらい正しいということ、そして綺麗事もだいたい正しいということ



ラブ&ピース、対面を煽るより隣の人に愛を注ぎたい




だからね、俺が何も言わないで細い目をしてタバコ吸ってるときは褒めてくれてもいいんですよ?




以上です、それじゃあまた

2015年11月14日土曜日

ガンダムの話 初心者台を見ていて思ったこと





こんにちは 橋本です

最近スポランに行きました、終電が終わってから飲む約束をしていたので、閉店までスポランに居たのですが、ゲームをするより初心者台を見ていたほうが面白かったので30分くらいトレーニングモードをダラダラ回しながら隣を眺めていました

 自分より上手い人はゴマンと居るし、俺は強いと言う気もないですけど、いわゆる初心者台常連と勝負したら100回やって90回くらいは勝てると思います、初心者台で1万戦やっても初心者台を抜けられない万年銅プレと、稼動初期から6割を割ったことがない奴では必ずどこかに差があるわけで、もっと言えば「めっちゃ強い人」と「強い人」の間にも必ず差があって、その差を見極めて自分に還元するには何ができるかという事を初心者台を見ながら考えていました


・ルーティーンに囚われている

ゴールドスモーなんかが分かりやすい例ですけど、ヘタクソなゴールドスモーって寄る素振りを見せただけで100%サブ吐いてきますよね

サブを打つときも相手がサブを吐かせるために寄るフリをしているのかとか、位置的に右側が詰まっているからサブを打とうとか考えていかなきゃいけないわけですけど、多分初心者台の人たちは「近づいてきたらサブを打つ」というルーティーンしか得られていないのでしょう
そして本命の寄りが来たときにはサブがないと…

ゲームに限らず何でもそうだと思いますけど、その行動が何のためにあるのか、その行動のゴールは何かということを考えた結果、寄られているときにサブが当たることが多いというだけであって、寄られてサブを打てば当たるということではないんですね
意味のない所でアメキャン着地して味方と合流するのが遅くなったり、明らかに死に切らない体力で味方が死にそうなのに覚醒技入れたり、その行動を何のためにするのか考えながらやれていないのかなという感じを受けました

・肉体が過度に緊張している

肉体の状態と精神はリンクしており、それは外部からもある程度読み取れる、ということは殆どの人が理解できることかと思います
ハァハァ言ってたら欲情している、みたいなのは漫画とかでよく見ますけど、ああいうことです

初心者台の人は肩と首の筋肉を強張らせて筐体を包むような猫背でプレイしている人が多かったです
あれって一見集中しているように見えますけど、過度な集中は逆にパフォーマンスの妨げになります、あったまっている時ってガンダム以外の事が見えていないので集中しているっちゃしているんですけど、それで勝てるかっていうとだいたい負けます

肩を強張らせて前のめりになっていると肺が縮まって酸素が普段より取り込めないので、脳も普段どおりのパフォーマンスをしてくれません

そういう状態の時はだいたい視野角が狭まっているのでレーダーを見られなかったり、落ち着いていなかったりするのでリバサに格闘振ってカウンター食らったりします
初心者台の人は常にあったまっている時の身体状況でプレイしている、って感じでしょうか

クド厨さんという上手なマスター使いの人がいます
別に彼と知り合いな訳ではないのですが、ちょいちょい見かけるので彼のことをよく覚えています
彼のプレイからは常に余裕が感じられるのですが、やはり肉体を見ていると常にリラックスしているんですよね、笑顔でいる場面も多いです
そういう人はプレイに波がなく、安定して強さを発揮できているのでしょう

だから肉体って案外大事なんですよね、落ち着けている時の状態で筐体に向かうだけで、勝率も変わってくるかもしれません


・一人でなんかブツブツ言っている

これは危ないです
友達と日に当たる場所でキャッチボールとかバーベキューとかしたほうがいいと思います



・初心者台にいる人間の分際で相方に文句を付ける

シャッフルで味方に文句を付けたり、愚痴ったりするのは初代ガンガンから続くガンダムの風物詩ですが、初心者台にもそういう人いるんですね
「何も考えてねえよあいつ」と一人でブツブツ言っている人がいて笑ってしまいました

シャッフルで地雷を引く確率の平均値と出現数(率)は正規分布に近似します。

正規分布では全ての事象が10%以内に収まることは無いので、平均値をM・標準偏差をSDとした時に M-2SD~M+2SD の範囲(全体の95.45%が含まれる)が理論値の-10%~+10%に収まったとすると

N : 試行回数
P : 地雷(理論値)
M : 平均値 = NP
SD: 標準偏差 = √(NP(1-P))

として

 (M-2SD) ~ (M+2SD) が (M*0.9) ~ (M*1.1) に対応するので
N = 400 * (1-1/p)/(1/p) N = 400 * (p-1) となるので
400に確率分母の値から1を引いた数値を掛けるとおおよその試行回数が出ます。

つまり、シャッフルに常に組んだら負け確定の人間がひとり居るのであれば、シャッフルは3人の中から1人をランダムで味方にするゲームといえるので

400 * (3-1) = 400 *2 = 800 となり、およそ800戦で地雷を引く確率が90%水準で収束することになります

ということはどんなに運が悪くても800戦で勝率6割には到達しているはずです

スポランの初心者台は勝率50%未満の人しか入れないので、そこでプレイしているということ自体がどこかで自分が負け確の人間になっているという証明になります

しかし、もし確率すら超越するほど負け確の人を引き続けて初心者台にいるとしたら…
「君、宝くじ買ったほうがいいよ」と教えてあげようかと思いましたが殴られそうなのでやめました

延々連コイン=熱意がある=質の高い行動をしているという訳ではないんですよね
こういうことは物事の土台の話で、植物を育てるのに質の悪い土を使って「何で同じだけ水やってるのに芽が出ないんだよ!」ってキレてるのと同じってことです
同じだけリソースを割くなら、その割き方も重要になってくると思います

あったまっている時って端から見てると滑稽に見えるのですが、多分自分も程度は違えど同じことをしているんでしょうね、気をつけていきたいと思います

人のふり見て我がふり直せ

見すぎた結果、動画勢になったら笑えますね

それではまた

メモ 最近読んだ本と漫画

ここ2,3ヶ月くらいで読んだ本と漫画 自分用のメモ



信長の棺/加藤廣
銀二貫/加藤郁
あのひととここだけのおしゃべり/よしながふみ
「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール/ブルーバックス
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線/ブルーバックス
勝負論 ウメハラの流儀/梅原大吾
勝ち続ける意志力 世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」/梅原大吾
「日銀貴族」が国を滅ぼす/上念司
中学生からの愛の授業 学校が教えてくれない「愛と性」の話をしよう /宮台真司
群衆心理/ギュスターヴ・ル・ボン
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」/ 有吉 弘行
むかしの味/池波正太郎
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録/井川意高
ホームレス大博覧会/村田らむ
現代社会を論ずるための30章/石井貫太郎
マゾバイブル-史上最強の思想-/800円本
弾正の蜘蛛/雨木秀介

漫画

ディアスポリス-異邦警察-/すぎむらしんいち
HIKARI-MAN/山本英夫
おカマ白書/山本英夫
大正野郎/山田芳裕
セックスなんか興味ない/きづきあきら
暁の明星/きづきあきら
そせじ/山野一
四丁目の夕日/山野一
ぢるぢる旅行記/ねこぢる
ギリギリムスメ/沖田×華
透明なゆりかご/沖田×華
毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で/沖田×華
×華のやらかし日記/沖田×華
蜃気楼家族/沖田×華
長門有希ちゃんの消失/ぷよ
ちいさいひと 青葉児童相談所物語/夾竹桃 ジン
娘の家出/志村貴子
東京トイボックス/うめ
「坊っちゃん」の時代/関川夏央×谷口ジロー
腐女子になると人生こうなる!/御手洗直子
学校へ行けない僕と9人の先生/棚園正一


うーん…金が貯まらないわけだ

2015年11月9日月曜日

なぜメンヘラは魅力的に見えるのか


こんにちは

相変わらず死んだような毎日を過ごしております
死んだような、ということは死んでないということです

死ぬと言えばメンヘラですが、あの人たちもなかなか死にそうで死なないですね
いや、メンヘラがそうなのではなくて人間はなかなか死なないということかも知れませんが

オタク界隈とメンヘラは切っても切れない存在にあります

ファッションアピール、コスプレ、メイド、アイドル、缶バッジ糞野郎、リフレ、その他いろいろ…

メンヘラが悪いと言っているわけではなくて、自分が不思議に思っていることはメンヘラが無条件で唾棄すべき存在だとは思われていないということです
むしろ特定のコミュニティ内ではメンヘラの方が価値があるということもあるのではないでしょうか

今日はそのことについて考えていきたいと思います
こういう事を書くときに思うのが、自分という存在を排除して見てきたものを語ることは不可能に近いということです
例えばラーメン二郎を食べたことがない人が「なぜラーメン二郎は魅力的なのか」ということを語っても、あまりその文章は味わいがなく、つまらないものでしょう
統計学や社会学の観点からそういったものを見る場合は別だと思いますが、自分の主観を排除して深く話を語るのはとても難しいと思います
難しいからなんだよ、早く書けよという人もいるかも知れないので言いたいことだけ記しておくと、要はこの話をしたときに自分の考えが漏れ出てしまうこと、自分が無意識下に抑圧してきたものに気付かされてしまうかもしれないこと、この二つを恐れています


まぁでも、別に構わないでしょう
知らずに生きていくくらいだったら知って傷ついた方がなんぼかマシだと思います
なんで一人のメンヘラとして、思いついたことを書いていきます


AFCという言葉があります
これはナンパ用語で「平均的欲求不満ヤロウ」という意味です、ちなみにその反対はPUAといいます
AFCの男性は女性に対するコミュニケーションスキル、引き出しを持っておらず、媚を売るもしくは当たり障りのない対応しかできず、恋愛のフェイズにいつまでも移行できない…
みたいなことが定義のはずです
恐らくこういう人がメンヘラを魅力的に感じてしまうのだと思います


あ、メンヘラの定義を決めるのを忘れていました
色々定義はあると思います、これも話はじめてしまえば何時間でも話せるテーマだと思うので、ここでは
「主に対人関係において自分の求めているものが見つけられずに溺れている人」
ということにしておきます

それでは、なぜオタク(俺たち)はメンヘラを魅力的に感じてしまうのか、いくつか理由を挙げていきます


・想像力がない
メンヘラの引力は絶対値だけで言えばすさまじいものです、対峙したときにフェイズに合わない食いつきを見せてきたりして戸惑うことがあります
それが弱っている時だったりするとたまらなく魅力的に見えてしまうのですけれど
それだけ他人を求めているということなのですけれど、それは「他人」を求めているということであって、差し出された笑顔は「お前」ではなくて「自分以外の誰か」に差し出されています
つまり「誰でもいい誰か」に仕立て上げられているということです
そこを取り違えて、自分が求められている、もしくは自分も求めてもらえるかも知れないと思ってしまう人が多いように感じます
目の前の誰かに「ここではないどこかへ連れて行ってもらえるかもしれない」とメンヘラたちは思っています(多分)

目的地も決めずにたどり着けるはずもないのに

東京駅でサイコロ振って出た数字の電車に乗って札幌までたどり着けるかみたいなゲームをやってるのと同じような感じです
関係ないですが東京駅からサイコロを振り続けたらどこにたどり着くのかは面白そうなので少しやってみたいです



・受け入れられた経験が少ない
これは先のことと対になることですね
長い間吸えなかった後のタバコ、病み上がりに食べる肉、喉カラカラの状態で飲むビール…
禁欲していた期間が長ければ長いほど、与えられた快楽は強烈に染み入ります
それがとても長い年月耐えた末に得られたものであればなおのことです

オタサーの姫なんかは、その醸造が絶妙なバランスでもたらしたコミュニティの姿と言えるでしょう
そういう人たちにとって、メンヘラがもたらす承認は何事にも代えがたい魅力でしょう




・さらけ出せる自分がない
これも既に1個目で出てるような感じがしますが、自分が何を求めているのかわかっていない、漠然と「彼女欲しい」と呪詛のようにつぶやいている奴らはメンヘラを神格化しているように思います
ラブライブ缶バッジ糞野郎とかはこの典型ではないでしょうか
あれはこう、剥き身になったときに残る自分がないから、ラブライバーという殻の中に入って、その殻を見てもらうことで自分を認知してもらおうとしているんでしょうね
猿とタマネギのアレみたいなもんですかね、外側をずっと剥いていったら皮だけが残って、中身は何もない…

缶バッジ糞野郎は露骨な例ですが、こういう人はけっこう多い気がします
もしかしたら自分もそうかも知れませんね



・自己評価が低い
どちらがいいのか分かりませんが、実際の自分と自己評価が乖離しすぎているとだいたい悪いことが起こります
ブサイクな人がかっこつけてツイッターでドヤったりしているのが笑い話にされたりしますが、その逆ですねこれは

人間は長期的に見れば自己肯定していく生き物です
ハードルを下げて「メンヘラでもいい」とその時は思ったとしても、いつしか自分の中で「メンヘラがいい」とすり替えられてしまう事があると思います、そしていつしか目の前のハードルが妥協して作ったハードルだったと言うことは忘れてしまう…
どちらにせよ卑屈になりすぎていい事はあまりないように思います



・受け取ったものを選別できないバカ
人間の脳は記憶より先にソースが抜け落ちてしまうようです
どういうことかと言うと例えば
1=2」みたいな落書きを見て、それを仮に真に受けてしまった場合
それの出処がアンサイクロペディアのジョークだということは、1=2ということより先に忘れてしまうということです

つまりどっかで「メンヘラの彼女最高すぎワロタwwwwwwwww」
みたいなのを見て脳がそれを記憶してしまうと、どっかのバカが言った狂言だということを忘れてそれを真実だとして処理してしまう可能性があるってことですね

まとめサイト見てはしゃいでるバカは気をつけてください、いやバカだから無理か



・性欲
これはあまり語ることもありませんが、先のことが複合して、さぁ相手を探そうってなった時に自分と向き合った結果そこへ向かうということかも知れません


・単純に美しい
先に言っときますけど、顔のことじゃないですよ
少なくとも、自分は時々美しいと思えるメンヘラと対峙することがあります
人間多かれ少なかれ悩みを抱えているものです
そしてその状態はそれが解決するまで、ごまかしながら逃げるか、向き合って戦うかしかないわけですが、自分と向き合うというのは基本的には苦痛なものです
自分の内面と語らうたびに、見たくもないものを見せられてしまうという経験は恐らく多くの人がしていることでしょう
 もしかしたらそれをすることがメンヘラなのかも知れませんが

一部のメンヘラと呼ばれる人はその行為に価値を見出しているというか、人と折り合いをつけようとする事に喜びを見出しているように見えます

自殺した慶応大学のメンヘラ神なんかはそんな感じかもしれません
実は俺、あのとき…
いや、やめておきます

自分が苦痛にしか思えないことに価値を見出して楽しんでいる姿は美しいと思います
ただそこで美しいと思っても、手を前に差し伸べてしまったら自分がまた苦痛を味わうことになるかもしれないと毎回苦悶するのですけどね

ただメンヘラ神は死んでしまった
どんなに辛くても死ぬな、とは言いませんが死んだらそこで終わりです それ以上葛藤を楽しむことも繋がりに光を見ることもできません
本当の葛藤というものは誰とも分かち合えないものだと思います、その辛さの重量が自分の持てる限界を超えてしまっただけのことで、死ぬことが悪いとは自分は絶対に言いませんが、ただ自分は死ぬ気にはなれない
ただメンヘラ神は美しいまま死ねて、ある意味幸せだろうなと思います、死にませんけどね



まぁパッと思いつくのはこれくらいですかね

別にメンヘラを避けろ、唾棄しろと言っているわけではなくて、どこかで啓蒙されるべきだと思うのですが、そうするにはどうしたらいいかは具体的に見えてきません

締めに結論じみたことを書こうと思ったのですが、どれも正解ではないような感じがするので、こうだ!とは言い切らないでおきます

しかしこういう事を書くと自分のことが明かされているような気がして嫌な感じがします
麻雀の裸単騎みたいな感じですかね
それで、いったい自分の待ちはなんなんでしょう
これだけ鳴いているのに自分でもまだ見えそうにありません

わかったら誰か振り込んでください、それではまた…